暦の上では昨日から夏、大人になってからの時間は速いですね。
 いつものように金沢市内の景色を撮ってアップしようかと考えましたが霞んでいたり曇っていたので、近くの山の林の緑や畑の様子ぐらいしかないので止めておく事にしました。

 今日2日、日本銀行から日銀短観の発表があり、業況判断DIは中小企業の製造業以外の大企業から中堅企業、中小企業の非製造業の殆んどの分野で3月から6月までの変化がプラス1~4の幅で改善されています。
 多少の改善が見られても消費税増税といった話題や安心して使えないようなお金の将来不安が依然としてあって、実感としてそんなに良くなったとは感じられないのではないかと考えられます。

 私のような独立系のFPの仕事は景気の動向によって皆さんが家計で使うお金の増減した時に、使い方の提案をしたり、どのような金融商品がそれぞれのご家庭の実情に合うのかをご相談に乗りながらご紹介、場合によってはご契約して頂くことなのですが、金融機関が発売する商品というのは定期預金のような利率の変動があるだけで何十年に渡り発売されているものから、新商品を作って、時流と会社の都合に合わなくなれば発売しなくなるものまであります。
 前者では近年では利率が低いため、老後資金の形成に適しているとは言えません。
 後者は馴染みが薄くあまり知られる事がないので、購入される際に判断が難しくなりがちです。 
 皆さんが迷われるのは前者と後者のいいとこ取り商品が少ない事にあるのではないかと考えられます。
 ご相談によって欲張りで不可能な希望から現実的で有効なやり方へ考え方を変えていくことでなくなる不安もあります。
 もちろん、お客様の家計によって結果はケースバイケースです。