尖閣諸島の国有化問題で日中間の緊張が高まっている。
中国各地での反日デモは暴徒化し、破壊や放火、略奪などとてもデモとは呼べない。


昨日石原都知事へのインタビューで、多数の中国漁船が尖閣諸島に向かっていることに対して、記者が都知事に国はどう対応したら良いかと尋ねると、「知らん。そんなことは国に聞いてくれ。」とのたまう。
問題の発端は自分なのに、問題が大きくなると、後は知らんとはこの人らしい。
人に喧嘩をけしかけといて、いざ大喧嘩となると逃げだす輩なのだろう。


自民党の総裁選挙に出馬した面々も『国民を守る』と言って野田政権の弱腰外交を批判している。
野田首相も引くに引けなくなってしまっているが、問題が起こったらひとまず立ち止まることだ。
お互いが一旦動きを止めて、面と向かって話し合いをすべきである。
相手の話をきかないと何も解決できない。
野田首相はこの危機こそ支持率を上げるチャンスだと考えるべきだ。