私にとって本の良し悪しは読むスピードで決まる。
面白くない本は何日かかっても読み終わらず、その内読まなくなる。
少し面白い本は二三日で読み終わり、本当に面白い本は読み終わるまで読み続ける。


昨日読んだ本がまさにそんな本だった。
テレビの洋画が終わってから読み始めて、午前一時前に読み終わってから寝た。


タイトルは「世の中を動かす暗黙のルール」という本だ。
失業して自殺未遂をした若者が精神病院で知り合った先生と呼ばれる老人から世の中の暗黙のルールを教えられ、社会復帰していく話である。


著者は精神科医で、少年院に勤務している。
まさに本にでてくる先生の役を実践している。
常備薬のように困った時に読みたい本だ。