世界最大の太陽光発電メーカーと呼ばれていたドイツのQセルズが今月3日裁判所に破産申請をした。
この4ヶ月間でドイツの太陽光発電メーカーが立て続けに破産しており、Qセルズで4社目である。


ドイツは売電金額の固定買取制度をいち早く導入して太陽光発電の普及を圧倒的スピートで実現しだが、その6~7割は事業者でビジネスとして設置している。
当然、買い取り価格が固定なら、設備費用が安いほど儲かるので、安い中国製品が半分以上を占める。
高い買取価格の実現の為に国民が電気代の負担を強いられるが、その結果は他国の企業を儲からせて、自国の企業を破産に追い込んでしまった。


その点、日本では8~9割が個人が自宅の屋根に設置しており、あまり中国製のパネルは見かけない。
全量買取制度の導入によりメガソーラー計画が度々ニュースになっているが、ドイツと同じ轍を踏まないと良いが・・・。