書類を整理していたら、社長心得帳という小冊子が見つかった。
何かの雑誌の付録のようだが、読んだ記憶が無かったので読んでみるとなかなかためになる。


その中で一番興味を引いたのが「すでに起こった未来」だ。
小さな出来事に胸騒ぎを感じつつも安易な期待感から無視してしまい、後になってあの時こうしておけばよかったと後悔する事がある。
それを「すでに起こった未来」と呼ぶらしい。


すでに起こった未来を冷静に感情に流されずに確認し、機会(チャンス)として利用するのが正しい。
ドラッガーは自社の危険と弱みは事業機会の発見すべき場所を示しており、過去の成功体験にその答えはない、と指摘している。
自社の弱みを見つめることから始めたら良いようだ。