ある本に二人の石工の話がある。
旅人が道で一人の石工に出会い、何をしているのか尋ねると、面倒臭そうに「石を削ってるんだ」と答えた。
それからしばらく歩いているともう一人の石工に出会い、同じように何をしいているのか尋ねると、今度は楽しそうに「世界で一番美しい教会を作っているんだ」と答えた。


目的も分からずただ石を彫り続ける石工と教会の一部になると分かって石を削っている石工とでは、仕事のモチベーションも違う。
部下に仕事を指示する時には、作業手順を説明するだけでなく、その仕事の意味をしっかり伝えることで、部下のやる気が違ってくるという上に立つ人への教訓である。


一人で仕事をしていても、ただ生活の為に働いているのと、世の中の為なるとことをしていると思って働くのではやる気が違う。
大局観を持って仕事をしていきたい。