感の良し悪しは経験から身に付く物である。
料理の味付けの際にも最初は調味料をレシピ通りに計っていたが、慣れてくると計らずに感覚で入れるようになる。
かといってとんでもない味にはならない。感が働くからである。


以前は一人分のインスタントラーメンを作るのにも水の量を間違えて薄味のスープになっていた。
最近、料理をするようになると二人分でも、三人分でも左程水の量を間違えたりはしない。
これも経験から身に付いた感である。


昨日、餃子の皮で三袋分の餃子を作ったが、具と皮の量がピッタリだった。
今までは具か皮の何れかが必ず余っていたので、昨日は気分が良かった。
量の感が身に付くとやたら気分が良い。