プロ野球の日本シリーズの最終戦が昨日ヤフードームで行われ、地元のソフトバンクが落合監督が率いる中日を破って日本一に輝いた。
落合監督は昨日の試合で8年間の中日の監督生活に幕を下ろした。


三冠王に三度も輝く日本野球界の歴史の中でも最高の打者だった落合監督が作り上げた中日ドラゴンズは以外にも打撃のチームではなく、ピッチャー中心の守りのチームだった。
どんなに優れた打者でもヒットを打つ確率は4割以下である。
売って欲しい時に打てない確率の方が高い。


落合は現役時代にホームランを狙わなければ4割は打てると言っていたが、5割以上打てるとは言わなかった。
極めていたからこそ打者の限界を知っていた。
守りの野球を作り上げた落合中日は日本シリーズの7試合で9点しか取れなかった。
なんとも皮肉な終わり方である。
しかし、落合監督が又ユニホームを着る伏線になったかもしれない。