昨日行われた民主党の両議院総会では管首相の早期退陣要求が相次いだ。
管首相は二次補正を始めとする三法案の成立を退陣の花道としたいようだが、退陣の時期を明らかにしない為に自民党と民主党の双方をジレンマに陥れている。


自民党も管首相の退陣を条件にして法案成立に協力するつもりだったのに、政務官人事で自党の議員を一本釣りされた為、強硬姿勢を取らざるを得なくなった。
反面、法案成立遅らせることによる批判の矢面に立つ恐れも捨てきれない。


民主党の議員も強行に管降ろしをしたくても、菅さんが切れて解散総選挙となると、再選の見通しは暗いし、党内抗争をしている場合かとの国民の批判が尚恐ろしい。


菅さん一人でよくここまで政局を混乱させれるものだと逆に感心してしまう。
花道とは歌舞伎の舞台の用語だが、相撲の世界でも使われる。
但し、花道は勝った力士が引き上げる時に使う。
何も功績を残さずに花道を通って帰るのは可笑しい。
菅さんの独り舞台はいつ幕を閉じるのだろうか?