東芝は今夏の電力不足が懸念される中、専用バッテリーで最長約4時間視聴できる液晶テレビを7月に発売すると発表した。
震災前には無かった発想なので、短期間に開発したことが伺われる。


計画停電が実施されてもバッテリーで約4時間視聴できれば心配ない。
それでなくても、深夜電力で充電しておけば、オール電化で時間帯別電灯契約の家庭では電気代を節約することができる。


顧客ニーズは絶えず変化する。
その変化にすばやく対応して商品化するのが、企業間競争で勝利するポイントである。
しかし、大量生産してコストダウンを図ることが利益を生む製造業では顧客のニーズを読み間違えると命取りである。
その為、自ずと慎重になり、新商品の開発に時間が掛かる。


しかし、この東芝のバッテリー内臓の液晶テレビは早かった。
東芝の企業力が見直されるニュースだと思う。