イタリアで行われた国民投票で94.05パーセントの国民が反原発を選択した。
その状況を自民党の石原幹事長は「集団ヒステリー」と表現して、福島原発事故で非難している住民の反発を買っている。


イタリアでの街頭インタビューでは、日本人でさえコントロールできない原発をゴミ処理もできないイタリア政府ができるわけないと反原発の理由を述べていた。
石原幹事長の言うヒステリーというのは当たっていない。
至って冷静な意見だ。


国によって国民性が違う。
イタリア人は陽気で楽天的な国民だと思う。
万が一事故が起こった時には甚大な被害が発生する原発にはこれでもかと言う安全対策が必要だと思う。
国によっては性格的に向かない国民性もある。
イタリア人は自分たちを冷静に判断したとも言える。


普段から慎重に準備ができて、いざと言う時にも冷静に対処できる国だけが原発を継続すればいい。
それはイタリアのように国民投票で決めるべきだ。
コロコロ言うことが変わる政治家に決めさせるべきではない。