昨日法務局で昔一緒に仕事をした人とばったり出会った。
私が35才で転職した時に、新しく勤めた会社で営業の課長をしていた。
その時はまだ二十代でやり手の営業だった。


私は彼の隣の課に配属された為、一緒に仕事をすることはなかったが、席が近かったことと話しやすかったからか何かにつけ質問させてもらった。
建設業に関してど素人の私が営業するには知識の面でかなり不安があった。
その為、一々彼に質問を投げかけて仕事の邪魔をしていたのではないかと思うが、私がだいぶ年上と言うこともあり親切に教えてくれた。


その後彼も転職し、いくつかの会社を転々としていたが、同業の為私にも都度情報は入っていた。
鹿屋で支店の責任者をしていると思っていたら、離婚して子供を引き取った為に転勤を希望して鹿児島に帰って来ていた。
サラリーマンが家庭の事情で転勤するとどうしても待遇は悪くなる。
今はかなり年下の上司の下で働いているらしい。その上、その上司は昔私の部下だった。


長い人生色々なドラマがある。
今度一度彼とお酒でも飲んでゆっくり話を聞いてみたい。