中国では昔日本人のことを倭人と呼んでいた。
この倭人という表現には少し軽視した響きがあったようだ。


特に九州の人間のことをそう呼んだらしい。
昔九州の田舎では田んぼや畑のあぜ道で数人が座り込んで延々と話をしている光景がよく見られたようだ。
社交的な九州の人間は話好きである。
それも座ってはいるが、お尻は地面につけずにウンコ座りという体勢だった。
渋谷などで若者がたむろする時のあの座り方である。


その様子がめずらしかったようだ。
アメリカ映画を見てもヒッピー達は地面にお尻をつけて座っている。
ウンコ座りが西洋人には難しいのだろう。
便器の形状でもよく分かる。


一説によるが、ウンコ座りをする九州人のことを倭人と呼んだらしい。
確かに自慢できる光景ではない。
被災地の日本人の様子をテレビで見て世界中の人の日本人に対する評価が上がっている。
折角だから、これからはウンコ座りをしないように気をつけた方がよさそうだ。