日本ハムの斎藤投手がプロ初先発でプロ初勝利を上げた。
今年入団した新人投手の中での初勝利一番乗りにやっぱり何か持っていると称賛されていた。
しかし、そう簡単に勝っていいものだろうか？


内容的には初回にホームランを打たれて相手に先制されたものの味方打線の援護射撃で勝たせてもらった形である。
当然ピッチャーが勝ち投手になる為には味方打線の援護がないと勝てないのだが、５回を投げて４失点では合格点はつけにくい。


結果的に勝ち負けは時の運である。
いくら良いピッチングをしても勝てない時もある。
しかし新しい環境では少し苦労する方が得るものが多い。
私も社会人一年生の頃、若さの勢いのせいか営業成績も良かったし、反面良く遊んだ。
しかし、成績が良い時ほど得るものは少ない。


後なって思えば最初にもう少し苦労していれば、もっと実力がついていたのではないかと後のスランプの時に思った記憶がある。
斎藤投手と自分と比べるのもおこがましいとは思うが・・・。