日本政府観光局によると3月に日本を訪れた外国人観光客数は前年当月比の50.3%に激減した。
福島第一原発の事故の影響だが、レベル7となった現在もっと深刻な状況が予想される。


福島第一原発の被害は日本全国に広がっている。
東電の社長は被災者に対する補償を一日も早く実施すると言っていたが、観光業に携わる人たちが被害の賠償を請求したらどうなるのだろう。
観光客の減少の原因は明らかなので、争っても勝ち目がなさそうである。


東電の社長は事態が収束したら進退を考えると言っていたが、原発の問題が収束してからが本当の仕事が始まる。
被害者に対する補償問題である。


マスコミは問題が発生すると、すぐにトップの進退を追求するが、問題の解決は被害者に対する補償がされた時である。
そう簡単に投げ出されては困る。
進退問題は補償が済んでからする話だと思う。