昨日で震災から一カ月が経過した。
少しずつ復興に向けて前進している被災地もあれば、地震直後と殆ど変らない所もあるようだ。
福島第一原発に至っては更に状況が悪化している。


どんな悪い状況でも少しずつでも良くなっていることが実感出来れば我慢もできる。
一番困るのは先が見えない事だ。
その方向を見せるのが指導者の仕事だろう。


プランもなく頑張ることを強制しても伝わらない。
ゴールへの道筋を示してどのくらい我慢したらどの位置までいけるのかを教えることで我慢できるレベルも上がる。


先が見えない原発においても同じである。
まずプランを見せることである。
実現できるかどうかは分からなくても一番実現の可能性の高いプランであれば良い。
後で責任を追及されることを恐れて何も言わないのが一番まずい。
それぞれの立場でやるべきことが違う。