昨年一年間に日本で新たに建設された風力発電の容量が22万1千Kwでトップの中国の約75分の1に留まった様だ。
中国の昨年1年間の設置容量は2位のアメリカの3倍を超え、累積の設置量でも中国は世界一の風力発電大国となった。


アメリカや中国には手つかずの広大な土地がある。
風力発電を設置しようと思えばいくらでも設置できる。
その点日本は平たんな土地が少ない。
自ずと風力発電も山の上に設置することになる。
そうなるとコストが掛る。
その点、ヨーロッパでは北海の洋上に設置している。
海の上はいつも風が吹いているので効率が良い。


日本にも海はふんだんにあるが、日本には台風がくるので海に作るのは難しい。
又、山の上でも台風に耐えられるようにすには又コストが掛る。
風力発電には厄介な地形である。
しかし、日本が設置容量で世界18位というのは何とも悔しい。
もう少し勢いが付くように買取価格を考えた方が良い。