日本の農業就業人口は1990年に565万人だったが、2008年には300万人を切ってしまい、2020年には200万人まで減ると予測されている。
しかも、現在300万人弱の農業就業人口の7割に当たる210万人が60歳以上だそうだ。


今までは生ものを口にしなかった中国人が、日本を観光で訪れて、銀座の高級寿司店『久兵衛』で舌鼓を打つ姿がよく見かけられるそうだ。
おまかせにぎりで1~2万、懐石なら3万円はする高級店で、ウニを箱ごと注文して平らげるような豪快な食べ方をするらしい。


香港では、『ふじ』が美味しいリンゴの代名詞になっている。
高くても美味しくて安全な日本の農産物はよく売れているようだ。


現在、TPP締結の是非が議論されている。
食料自給率の低下を防ぐために農家を保護しているつもりが、逆に若者の農業離れを招いている。
景気の悪い日本国内の市場を相手にして食料自給率を上げることより、世界に目を向けてもの作りをする方が圧倒的に魅力的だ。
若者に魅力のある農業にすることが農業政策だと思う。


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