アメリカでは太った女性が多く、成人女性の42%がサイズ14以上のLLサイズの服を着ている。
それまでは、太った女性はファッションには興味がいないと業界が決めつけていて、彼女達の服は流行とは無関係だった。


レスリー・ウェクスナーは『太った女性もオシャレを楽しみたいはずだ』と考え、店舗の一部をLLサイズの専門店に変えた。
さらに、商品だけでなく、その売り場の店員さえも全て太った女性に変えてしまった。


体型にコンプレックスがある太った女性は、細身の女性店員だと面白くない。
自分と同じような太った店員なら気軽に話ができる。


そうして、それまで業界が見向きもしなかった隙間市場を見つけたレスリー・ウェクスナーは全米最大の婦人服の小売業であるリミテッド・プランズの社主となった。


隙間産業と言っても、結構大きな隙間もある。
小さな隙間を探していたら見つけられなかったかもしれない。


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