チリのコピアポ郊外のサンホセ鉱山での地下700mからの救出劇が昨日から始まり、世界中が注目する中、順調に進んでいる。
今日の午前中には33人全員の救出が終わりそうだ。


落盤事故から69日目の生還のシーンは一人ひとりがドラマの主役を演じているようだ。
家族だけでなく、待ち受けるピ二ェラ大統領とも抱き合って喜びあう姿に国民性の違いを感じてしまう。
ピ二ェラ大統領の救出された作業員と抱擁する姿を世界中のメディアに取り上げてもらううれしさも同時に伝わってくる。
鉱山関係者の人かと勘違いしてしまうほど同化している。


これが日本であれば、迎える菅首相と抱き合おうとする人は皆無だろう。
お辞儀しながら握手する姿では絵にならない。
ひょっとすると家族との抱擁シーンも見られないかもしれない。
そうなると、待ちかねた世界中のマスコミ関係者はシラケてしまうだろう。
世界中でテレビで見ていた人も最初の何人かを見てチャンネルを変えてしまうだろう。


感情を表現する表現力がないと他の人に共感してもらえない。
共感を得られないと国際社会で孤立してしまう。
日本人ももっと表現力を身につけないといけないと、チリの落盤事故の救出劇を見ながら思っている。
色んな感じ方がある物だ。


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