2010年のノーベル平和賞の受賞者が現在国家政権転覆扇動罪で服役中の中国民主活動家の劉暁波氏に決まった。
中国政府は劉氏の受賞を恐れてノルウェー政府に劉氏を選ばない様に圧力をかけていたが、効果がなかったようだ。
ノーベル賞委員会はノルウェー政府とは関係がなく、中国政府の圧力は的違いだった。


インターネットの発達で世界中の情報が簡単に手に入る現在、言論統制を行う中国政府には無理がある。
ましてやノーベル賞の選考に政府が圧力をかけるなど腹が立つより笑いたくなる。
受賞後も駐中国ノルウェー大使が中国政府に呼び出されて抗議を受けたようだ。
『恥の上塗り』という言葉を久しぶりに思い出させてもらった。


今回の受賞で国民の中国政府に対する意識がかなり変わるだろう。
現在服役中というところが効果満点だ。


中国政府にとっては尖閣諸島の問題どころじゃない。
『お尻に火がついた』と言う感じかもしれない。
死語になりつつある言葉をいくつも思い出させるニュースだ。


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