尖閣列島付近での漁船衝突事件の影響が各方面に出ている。
その中で最も影響を受けたのは菅首相かもしれない。
漁船の船長を処分保留で釈放したことで与党内からも批判の声が上がっている。


政治家にはタカ派とハト派がいる。
政治家に限らず、一般市民にも喧嘩好きな人もいれば、もめ事を嫌がる人もいる。
喧嘩好きな人はもめ事が起きると興奮してワクワクする。
逆に平和な状態には退屈してしまうので、もっと楽しもうとして喧嘩を煽る。


中国政府も喧嘩好きの一部の国民感情を配慮して、強硬姿勢を簡単には変えられない。
菅首相も温家宝首相も同じ悩みを抱えているはずだ。
緊張関係を続けてもお互いにメリットがないし、かといって弱腰には見られたくない。


喧嘩の当事者は負けを認めたくないので、こんな時は首脳会談では埒が明かない。
第三者が仲裁に入るのが一番収まりやすい。
喧嘩している当事者も誰かに止めてもらいたがっている。
そして勝敗をうやむやにしてしまうのが一番好ましい。
アメリカは日本の肩を持たないといけないので仲裁役は難しいし、ロシアは日本との北方領土問題があるのでややこしい。
世界平和の為には喧嘩の仲裁役ができる国がいないといけないのかもしれない。


↓クリックしてもらうと励みになります。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログへ