ノンアルコールのビール風味飲料が売れている。
販売休止の商品もある。
桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油も常に売り切れていて買えた試しがない。
カップヌードルごはんも販売休止のようだ。
メーカーにとっては微妙な気持ちだろう。


特に日本人は皆と同じことをしたがる。
アンケート調査を見て自分が少数派でないことに安心する。
何かに人気がでると皆が殺到する。
生産が間に合わなくなると、販売店同士が少ない商品を取り合うようになる。
メーカーはトラブルを恐れて販売を休止する。


物が手に入らなくなると、尚更欲求が増す。
以前たまごっちがブームになった時もなかなか手に入らなかった。
子供達は一度も遊んだことのないゲームが欲しくてたまらなくなった。


「ハングリーマーケティング」という言葉がある。
消費者の飢餓感や期待感を煽ることで、より一層消費者の欲求を増幅させる商法である。
村上春樹の「1Q84」がヒットしている理由に、全く内容が知らされなかったことがある。
これもハングリーマーケティングの一つらしい。


物が溢れてくると今度は急に熱が冷めてしまう。
メーカーもそれが分かっているから大量生産に踏み切れなくなる。
とくに猛暑が過ぎ去ればビール風味飲料も下火になる。
折角のヒット商品が生まれてもあまり経済効果が出ない原因である。


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