28日民主党政権初の死刑が執行された。
執行された二人の死刑囚は死刑確定から3年以上経過していた。


法律では法務大臣は死刑確定から6ヶ月以内に死刑執行を命令しなければならいとしている。
法務大臣が自分の思想で自らが法律を守らないのはどうかと思う。
法治国家と言えたものではない。
今回の千葉法務大臣だけでなく、以前から問題となってきた。
法務大臣も人間である。一年交代のように首相の交代に合わせて代わる大臣も短い在職期間に出来れば死刑執行を命令するのは避けたいのは人情である。
しかし人情で仕事をされても困る。


先進国で死刑制度が残っている国自体がまれだが、悪法も法なり。
首相は法務大臣を任命する時に法律を遵守出来るか確認して選ばなければならない。
千葉法務大臣は就任前に『死刑廃止を推進する議員連盟』に所属していた。
首相の任命責任が問われる問題だが、自民党政権の頃からあった問題で野党となった自民党も強く言えない。
なんともナアナアの国である。「法治国家み・た・い・な国」と呼ぼう。