サッカー日本代表のDF田中マルクス闘莉王が燃え尽き症候群に陥ったようだ。
闘莉王は闘将と呼ばれるように常に熱い。
元日本代表のラモス瑠偉も熱かったが、やはりラテンの血のせいだろう。


夢に向かって熱く燃えると終わった時に燃え尽きてしまう。
そしてその後が問題である。
達成感はあるが、何もやる気がしなくなる。


私は子供の頃からアメリカ映画が好きで大人になってアメリカに行くことが夢だった。
その夢を実現する為に地元の大学に入るとアルバイトに明け暮れた。
そして大学3年の夏に念願のアメリカ一人旅に出かけた。
一ヶ月間に渡りバスで全土を廻った。
旅から帰ると放心状態で何も手がつかない。


その後、昔の友達を集めて8mm映画の制作を始めた。
残りの学生生活はその事に熱中できた。
夢が実現したら、少し休んでその間に新しい夢を探すことだ。
燃え尽き症候群は一時の麻疹のようなものだ。
ゆっくり休むことが肝心だと思う。