明治安田生命が毎年末発表する『生まれ年別名前調査』によると、09年は『遼』(石川)と『勇人』(坂本)がランク外から急上昇した。


その年に活躍したスポーツ選手の名前が人気が高いようだ。
我々の世代では昭和55年の夏の甲子園で活躍した荒木大輔が思い出される。
その後昭和61年まで『大輔』ブームが続いた。
米大リーグ・ボストンレッドソックスの松坂大輔は昭和55年の9月に生まれているので、ブームの始まりの頃に生まれている。
W杯南ア大会で活躍した松井大輔も昭和56年生まれで間違いない。松井選手のご両親は野球選手にしたかったのかもしれない。


08年には『愛』(福原)と『康介』(北島)がランクを上げた。
今年はこれから生まれてくる子には『圭祐』(本田)ブームが予想される。
見た目は金髪で少しヤンキーの感じだが、今までの内弁慶の日本人のイメージはなく世界の舞台で自己主張ができる頼もしい若者の名前である。
親にしてみれば感動を与えてくれたアスリートにあやかりたいのは分かるが、本人にしてみれば物心がついて同級生に何人も同じ名前がいるのは良い気はしないだろう。
だって親があやかりたかった相手の事を良く知らないのだから。