私が子供の頃「家付きカー付きババア抜き」と言う言葉が流行った。
独身女性が結婚相手の男性に望むものであり、マイホームやマイカーが憧れであった。
当時の庶民は、マイホーム、マイカー、海外旅行に憧れ、それらを手に入れる為にせっせと働いて高度経済成長を成し遂げた。


現在は物が溢れ、特に何かが欲しいと言う欲求が無くなり、労働意欲も減少している。
庶民の労働意欲の減少が「ニート」という人種を作りだした。


しかし、経済が発展し続けなければ幸せは望めない。
そこで「ニッチ市場」という言葉が使われだした。
消費者のニーズが少なかったり、ニーズ自体が顕在化されておらず大企業は手出しができない市場である。
そこでベンチャービジネスの登場である。
ニーズの発掘、顕在化させる苦労はあるがベンチャー企業の成功のチャンスはそこにしかない。
大企業と同じビジネスをやっていたら生き残ってはいけない。
私自身の仕事もそんな仕事であり、ニーズの発掘が最大の課題である。