最近、街中を車で走っているとトヨタのプリウスの多さに気付かされる。
09年の国内新車販売台数は一位がプリウスで27万7485台、同じくホンダのハイブリッド車のインサイトの販売も好調である。


HVがトレンドの自動車業界でHVを持たない日産自動車が昨年度は2337憶の赤字にだったのに今年度は黒字に転換し、好調だそうだ。
原因はトヨタとホンダがHVで価格競争している中、日産は中国で一生懸命小型車のティーダを販売していたようだ。
これを漁夫の利と言うのだろう。


自動車の一番の市場は今は中国である。
中国ではHV車よりも小型車のニーズが高い。
中国内陸部には約8憶人の農民がいて、1600cc以下の乗用車の取得税の優遇処置がとられているそうだ。


日産は今後フーガ(HV)やリーフ(EV)の販売を予定している。
日産が本当に漁夫の利を得るのはこれからかもしれない。