売り上げ不振の外食産業の中で回転寿司のチェーン店が例外的に売り上げ、出店数を伸ばしてるらしい。
先日家内とお昼に立ち寄ったスシローは小売り・サービス業を対象にした顧客満足度ランキングで第3位に輝いたそうだ。


一般的にファミレスの食材にかける原価は30%だそうだか、回転寿司は原価が50%に跳ね上がるそうだ。
顧客満足度が高い原因はネタの良さにあるようだ。
その分、人の代わりにベルトコンベアーで料理を運びファミレスで掛る人件費30%を回転寿司では20%に圧縮している。
そして営業利益はファミレスが3%に対し、回転寿司は6%と逆転してしまう。


回転寿司に負けず最近はファミレスでもビックなステーキをリーズナブルな価格で提供するなど食材にコストをかけているようだ。
ドリンクバーまでお客に足を運ばせて、ウエイトレスの人件費を削っている。
そのうちにファミレスでもベルトコンベアーで料理を運ぶようになるだろう。
デフレが人間の職場を奪っていくようだ。