宮崎の大型リゾート施設「シーガイア」を運営するフェニックスリゾートは閉鎖中の大型室内プール「オーシャンドーム」と周辺施設を宮崎県と市に無償提供することを提案した。


オーシャンドームは1993年に総工費420憶円をかけてオープンした。長さ300m、幅100m、高さ38mと、以前家族で遊びに行った時にはそのスケールの大きさに驚かされた。バブルの象徴のような施設だった。


95年をピークにして、入場者は減少し、2007年9月に閉鎖した。
累計入場者は1千万人を超えたらしいが、一人のお客が3,000円払ったとしても300憶円、当初の設備投資分にも届かない。維持管理費を考えると恐ろしくなる。


鹿児島市内にあったジャングルパークという本当に小さな遊園地もかなり前に閉鎖した。
少子化でリゾート経営は難しいだろうが、今の子供たちが可哀そうでならない。