鹿児島県は教育熱心な県だ。人口の割に学習塾がやたら目につく。
我が家のご近所には医者の家庭が多く、その御子息はほぼラサール高校から東大へ進学する。


ユダヤ人も学問の民と呼べる。
ユダヤ人は常に迫害され、財産を作ってもすぐに没収されてしまう。しかし、身に付けた学問だけは没収されない。
ユダヤ人の家庭では、子供に物心がついた頃に、聖書に蜂蜜を垂らしてそれをなめさせる儀式があるようだ。
読書をするのは、甘い蜜のようなものであることを体感させる為だ。


ユダヤ人は中世の時代から、男性は識字率が100%近くあったそうだ。
近代アメリカの義務教育もユダヤ人の教育制度(6歳以上の児童に、25人以下の教室で教育を行う)を習って作られたらしい。
私が子供の頃は、クラスに40人以上詰め込まれていた。
日本は今少子化で、やっと中世ユダヤ人の教室並みの人数になりつつある。
詰め込み教育ではない本当の教育がこれから受けられるようになると有難い。