民主党の小沢幹事長は、党に寄せられた陳情を踏まえ、鳩山首相に2010年度予算に対する「重点要望」を申し入れた。


衆院選のマニュフェストで揚げた公約の「ガソリンの暫定税率の廃止」は廃止せず維持し、子ども手当に所得制限を設ける等、民主党のマニュフェストと大きく異なる内容だった。


生活が苦しい一般の国民にとって、民主党のマニュフェストは美味しい内容で、圧倒的支持を受けて衆院選を勝利したが、現実はそんなに甘くない。
「無い袖は振れない」しかし、陳情を国民の声と決めつけて当然のように公約を翻してしまうのは如何なのもか?


国の財政難をキチンと説明し、安易なマニュフェストを掲げたことを国民に詫びた上で公約を変更して欲しい。それなら、国民も納得するだろう。
もし、自己反省もなく公約の変更を正当化するなら、支持率の低下は避けられないと思う。