少子高齢化は先進国の共通の課題だが、その中でアメリカだけは少し事情が違うようだ。
アメリカの人口は現在3.14憶人、世界第3位で、2050年には4憶人に達すると予測されている。
片や現在1.27億人の日本は2050年には1億人を下回ると予測されている。


アメリカ人と言うとアングロサクソン系の白人をイメージするが、人口増加に伴い、その人口構成比が変わってきている。
1990年には白人の人口が75.5%を占めていたが、2050年には52.5%まで減少する見通しで、従来のマジョリティー(多数派)とマイノリティー(少数派)はいずれ逆転すると言われている。


黒人初の大統領であるオバマ大統領の就任は世界的大ニュースになった。
21世紀になり、白人と黒人の人口は横ばいで、アジア系とヒスパニック系の人口が急増しており、ヒスパニック系の人口が既に黒人の人口を追い抜いたようだ。
アメリカの次期大統領はヒスパニック系大統領かもしれない。