第45回衆院選挙の投・開票が昨日行われ、自民党は300議席から119議席に181議席を失い、民主党は115議席から308議席に193議席伸ばして政権交代を決めた。


自民党の凋落ぶりは甚だしく、総理経験者である海部元総理や与謝野財務大臣、町村官房長官までも小選挙区で落選した。
公明党も同様に、太田代表はじめ、北側幹事長、冬柴元国土交通大臣も落選した。


1955年自民党結党以来54年に渡る衆院議員第一党の立場から始めて退いた。
国民の我慢も限界に達したという気がする。
最も反省すべきは、リーマンショック以降の世界不況を口実に解散をズルスルと伸ばしし、国民に選択肢を与えなかったことだと思う。
その間に失業率は5.7%に達し、我慢の限界に達してしまった。


民主党は大勝したが、国民は民主党を信用してはいない。
この一年間の成果次第では、次回の参院選挙で今回の自民党の二の舞いにならないとも限らない。当然、鳩山代表もそれを知ってか決して浮かれてはいない。その重圧を感じさせる。
とりあえず、民主党の頑張りに期待したい。