歴代の大統領の中でも最も人気のあったジョン・F・ケネディ大統領の2人の弟の最後の一人エドワード・ケネディ上院議員が25日77歳で死去した。


J・F・ケネディ大統領が暗殺されたのが1962年で当時3歳の私には記憶がなく、後にテレビや映画でその暗殺シーンを何度も見せられた。パレードの最中に狙撃され、同乗していた妻のジャクリーンはその後、ギリシャの大富豪と再婚して話題となった。


次男のロバート・ケネディ司法長官も1968年に暗殺された。当時9歳の私は銃弾に倒れた姿を今でも記憶している。


末弟のエドワードは自身のスキャンダルにより、大統領になる夢を生涯果たせなかった。
しかし、リベラルの雄として、45年以上もケネディ王朝を守り続け、最後はオバマ氏を支持して、本命のヒラリー・クリントンを打ち負かした。
そして、エドワードの死によってケネディ王朝は幕を閉じ、アメリカは次の時代を迎える。