28日総務省がまとめた住宅・土地統計調査によると、08年10月現在全国の住宅の総数5,759万戸中、空家の割合が13.1%を占め、03年の前回調査を0.9%上回った。


日本では、中古住宅の価値が極端に低く、新築志向が強い。


反対に、アメリカでは新築住宅よりも年数が経過した中古住宅の方が資産価値が高い。その為新築住宅よりも中古住宅の流通量が圧倒的に追い。


日本の中古住宅は資産価値が低いため、手放せず、空家になるケースが多い。


自分の持ち物は高く評価してしまうのが人情である。3,000万円で買った家が5年住んで1,500万円ではとても手放せない。


日本では物を手放す時に、見切り千両と言う言葉がある。覚悟して売ってしまわないと、いずれその価格でも売れなくなってしまうのが"住宅"である。そんなかなしい国である。