自民党総裁候補の条件を突きつけて衆議院選への出馬を表明していた東国原宮崎県知事に逆風が吹き荒れている。


当初から自民党内での批判の声は強かったが、世論の転身への反対が7~8割にも上る。


政権交代の危機に瀕した自民党を救えるのは自分だけだと勘違いしていたようだが、本人も少しずつ気付き始めたようだ。


10日夜都内のレストランで師匠のビートたけしと食事をし、宮崎県民に謝って、出馬を考え直すようにたしなめられている。


ビートたけしが言うように、東国原知事は早く世論の空気を読んで、抜いた刀を鞘に納めないと政治家生命も終わりになってしまいそうな危うさがある。


気がついたら、元のそのまんま東に戻っていた、なんて日本昔話みたいになりそうである。