12月に入り、大学入試を控えた受験生とその親御さんにとっては、正念場の時期になりましたね。
わが家も昨年は次男が受験生だったため、落ち着かない日々を過ごしていました。

新聞記事によると、大学進学率が今年初めて50%を超えたそうです。
大学全入の時代も近いとも言われています。

しかし、大学進学にかかる費用は年々増しており、前年比3%の勢いで増えています。
消費生活実態調査によれば、学生の46%が『経済格差』を感じており、日常生活で一番気にかかっていることが『生活費やお金』のこと…。

次男の話によると、奨学金を利用したり、アルバイトをして生活費の不足分を賄っている学生も多いとか。

ただ、学部によってはアルバイトもなかなか出来ないようです。
例えば理系の学部の場合、実験や研究に時間を取られ、アルバイトが思うようにできないようです。
また、資格を取るためにダブルスクールを受けている学生も多くなっています。

やはり、大学進学資金は早めの備えが大切だと経験からも感じています。
そのためには子どもと早くから話し合い、進学先をある程度は決めておく方が良いと思われます。

志望校の学費や納付金はもちろん、受験料や受験にかかる旅費も必要です。
自宅外の場合、引越し費用やアパートの敷金、家財や電化製品の購入費も予想外に多くかかります。

ほかに学生保険料や生協保険、同窓会費、入学アルバム代、学校指定のパソコン代、インターネット導入費用、教科書代、電子辞書代、入学式用のスーツ…
わが家の場合、まだまだほかにも細々したお金がかかりました。

教育資金の準備方法として、昔から子どもが生まれたら『学資保険』、と言われてきました。
最近では、払った金額より貰う金額が少ないということで、生命保険を利用して準備される方も多いようです。
ほかにも奨学金や教育ローン、志望大学独自の授業料免除制度などあらゆることを調べておくことをお勧めしています。

来月はいよいよセンター試験です。
受験生の皆さん、風邪に負けないで、そして自分に負けないで!
春には笑顔を見せてくださいね。

Relieve~リリーヴFP事務所