去年の正月休みに新幹線で東京から帰省してきた次男が今年は飛行機を予約したようだ。
一年ぶりに会うが、少しは成長したことだろう。


会ってお酒でも飲めば色々話もするが、電話で近況を聞くことはしない。
それは家内が電話やメールでやり取りして私に教えてくれるし、父親の役割ではないと思っている。
その為、どれだけ成長したのか想像がつかない。


その当時の自分を思い出すと、後輩を連れて年中飲みに行っていた覚えがある。
仕事にも慣れて独身生活を謳歌していた。
家内によると、次男は先日宅建の試験を受けたそうだが、結果について何も言ってこないので、ダメだったのだろう。
ただ、そのころの私から考えると次男はかなり真面目に生きていると思う。
私の時代より厳しい時代に頑張っている若者たちを応援したい。

日本シリーズの第６戦と第７戦が土日に行われ、４勝３敗で見事楽天イーグルスが初の日本一に輝いた。
第５戦で楽天が日本一に王手をかけた時点で、第６戦の先発がマー君と分かっていたので、野球ファンの殆どが楽天の優勝を確信していた。


ところが予想に反してマー君で楽天が敗れると、今度は巨人が圧倒的に有利に思えた。
スポーツを筋書きのないドラマと言うが、正に筋書きのあるドラマの様だった。
観衆の予想を何度も裏切り、盛り上げに盛り上げて最後はハッピーエンドで終わる。


楽天の星野監督も認めたように実力では巨人の方が上に思えた。
しかし、楽天の勝利には被災者を勇気づけるという大義名分があった。
その為、多くの巨人ファンが楽天の勝利も受け入れていた様な気がする。
もし、巨人が勝って東北の被災者達ががっかりする画像が流れていたら、巨人は悪役になる。巨人も今年ばかりは日本一にならなくて正解だった。

昨日はハロウィンの仮装をした人達が渋谷の街に溢れたようだ。
次男が暮らす川崎でもハロウィンの大きなイベントを行っていた。


クリスマスやバレンタインデーに続いて叉新しいイベントが追加された。
今までもハロウィンと言う言葉やカボチャをくり抜いてランプにするみたいなことは知っていたが、１０月３１日がその日で、仮装した人が堂々と街を歩いているのを見たのは初めてだ。


日本人はお祭りごとが大好きだから何でも取り入れてしまう。
最近の景気が上向いてきたのも盛り上がりを見せている原因かもしれない。


本来の目的に関係なく、クリスマスに恋人同士がデートしたり、バレンタインにチョコレートを配ったり、ハロウィンで仮装して浮かれるのも日本が平和な証拠なのだろう。