引き続きアリコの新商品リターンズです。

キャッチコピーに「払い込み保険料相当額を受け取ってからも保障は終身続きます。」
があります。

「払った保険料が戻ってきて、終身の医療保険が残るならいいじゃないか。」と思えます。

しかし、前回言ったようにこれは貯金です。

貯金ですから利息が付いています。その利息がこの終身医療の保障に使われているのです。

では、その利息はいくらなのか。

前回同様男性30歳で60歳まで払う保険料は7404円です。これを30年間年利1.9%の複利で運用すると利息が約90万円になります。

この90万円で60歳の時に終身医療保険に加入すると、もっといい医療保険に加入できます。

もちろん、60歳のときに健康とは限りませんから少しは意味がありますが、それなら30歳の今のうちにいい保険に加入して、残りを1.9%以上(30年間で)で運用や、住宅ローン(金利3%程度)の返済に充てた方がいいでしょう。

利息の計算もできないと消費者は思われているのでしょうか?