転換契約にはいろいろな方法がありますが定期保険と終身保険のバランスを変えるのもよくある手法になります。
たとえば今まで終身保険(60歳払い込み済み)1000万円に加入していたものを、保険料の安い定期保険1000万円(10年更新型)と終身保険500万円に変えると、保障額が500万円増えて当初の保険料よりも月払い保険料が安く抑えることができる。さらに新しい特約を付けると得した気分になるという仕組みである。
しかしながら、1000万円は定期保険で10年で満期下来ると保障がなくなります。もちろん更新が可能ですが更新保険料は更新時の年齢で保険料が計算されるため一気に保険料が何万円も上昇することになり後悔することも珍しいことではない。
転換契約を進められた場合、むやみに乗せられなのが一番ですがすでに転換してしまった場合でも方法がないことはない。
「医師の診査をうけて契約した場合は撤回ができませんが、医師の診査を受けていない告知扱いで申し込みをした場合は、保険会社にもよりますが契約から8日とか14日以内であればクーリングオフが適用されるため契約者が自由に取り消しできる。また万が一転換時に病気になっていたことがあれば、告知義務違反を申告することで契約が解除になり、元の契約に戻すことができることがあります。