給与所得103万円
投稿日時:2010年12月22日水曜日 21時22分43秒
ブログ投稿者:札幌のファイナンシャルプランナー(FP) カテゴリー: General
先日取り上げた給与所得控除にちなんでネタを一つ。
よく奥さんのパート収入をちゃんと103万以内に抑えています。
という賢いご家庭がいらっしゃいます。
これってどういうことだと思いますか?
私たちは1月1日から12月31日まで働いた収入に所得税がかかります。
そしてこの給与としてもらった所得には給与所得控除という控除を受けることができます。
まずこの給与としてもらった収入からは最低でも65万円の控除を受けることができます。
そしてこの後に所得控除といってその所得からさらに14項目の控除を受けることができます。
みなさんがなじみがあるのは配偶者控除や、生命保険料控除などがその代表ですが
その中のひとつに「基礎控除」というものが認められています。
この基礎控除は38万円誰でも受けることができます。
前述の65万円と38万円を足すと103万円。
ですので年収103万円だった人はこの控除103万円が差し引かれるので、
所得(厳密には課税所得金額と言います)は0円になり、この人は所得が
ありませんでしたとみなされて税金がかからないのです。
みなさんの周りに12月は年末で忙しいのに妙に出勤調整をしているパートさんがいるとしたら
まさにこの調整をしていると思います。
また配偶者の収入が103万円を超えてしまうと、14種類の控除の一つである扶養家族から外れてしまうので、負担が増えてしまいます。
本来はそのご家庭の将来の夢や目標を達成するためには世帯としていくら必要だから、
これだけパートをする必要がある!!という考え方でパートをしたほうが目標もあり、意欲もでると思いますが、家計を維持するのに後これだけあれば楽なのに・・という考え方で
家計の少しでもプラスになればいいという考え方であればこういった控除などもうまく活用して
いくと良いですね。
北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、損害保険のご相談は金子賢司まで
よく奥さんのパート収入をちゃんと103万以内に抑えています。
という賢いご家庭がいらっしゃいます。
これってどういうことだと思いますか?
私たちは1月1日から12月31日まで働いた収入に所得税がかかります。
そしてこの給与としてもらった所得には給与所得控除という控除を受けることができます。
まずこの給与としてもらった収入からは最低でも65万円の控除を受けることができます。
そしてこの後に所得控除といってその所得からさらに14項目の控除を受けることができます。
みなさんがなじみがあるのは配偶者控除や、生命保険料控除などがその代表ですが
その中のひとつに「基礎控除」というものが認められています。
この基礎控除は38万円誰でも受けることができます。
前述の65万円と38万円を足すと103万円。
ですので年収103万円だった人はこの控除103万円が差し引かれるので、
所得(厳密には課税所得金額と言います)は0円になり、この人は所得が
ありませんでしたとみなされて税金がかからないのです。
みなさんの周りに12月は年末で忙しいのに妙に出勤調整をしているパートさんがいるとしたら
まさにこの調整をしていると思います。
また配偶者の収入が103万円を超えてしまうと、14種類の控除の一つである扶養家族から外れてしまうので、負担が増えてしまいます。
本来はそのご家庭の将来の夢や目標を達成するためには世帯としていくら必要だから、
これだけパートをする必要がある!!という考え方でパートをしたほうが目標もあり、意欲もでると思いますが、家計を維持するのに後これだけあれば楽なのに・・という考え方で
家計の少しでもプラスになればいいという考え方であればこういった控除などもうまく活用して
いくと良いですね。
北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
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