今日、前職でお世話になったグリーンパートナーさんという企業に訪問してきました。
いまでこそよく見かけるようになりましたが、道産野菜をカット済みの状態で店舗に納品するという方法をかなり初期の段階で始めていた発想豊かな会社なんです。

たとえば・・
店舗の厨房で肉じゃがというメニューがあったとします。
通常の工程では野菜を洗う、ジャガイモ・人参の皮をむく、じゃがいもの目を取る、カットする、煮込むという工程が必要になります。
ところがすでに野菜はその店舗のメニューのレシピ通りカットまでされており、野菜にはSSH加工(加熱水蒸気加工)がされています。
SSH加工とは野菜の表面を水蒸気で焼き、野菜のうまみを閉じ込めて下ごしらえ済みの状態にするものです。SSH加工をしたものはそのまま食べることができます。

そうするとどうなるかというと、調理時間の作成が不要、店員のノウハウが不要(極論をいうと全てごった煮でできてしまう)、ごみが減る、など店内オペレーションの簡素化ができるわけです。

しかも賞味が約2週間ということで、道外でも販売が可能。そして現在ではさらに細胞を破壊しない窒素凍結という技術を用いてもっと長い期間、野菜のうまみと栄養分を保ち続けることができるようになっています。

私もとってもこのSSHという技術に魅力を感じています。そして他企業でも導入しているところはあるのですが、本格的に販売というところにはまだまだ至っていないところが多いようです。添付した画像は右から「大根の輪切り」、真ん中は「玉ねぎとジャガイモと人参のカレーセット」、左は「じゃがいも皮つき」です。
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この技術を使った商品をみなさんにも今後紹介していきたいと思います。
是非試してみてください。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
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