8月20日がDC(確定拠出年金)プランナー試験の申込締切日である。

 7年ほど前に2級を取得したままの状態であった。昨秋にそろそろ受けてみようと数年ぶりに思ったのだが、気がつくと昔は年に2回実施されていた試験が1回になっていた。

 相当に受験者数が減っていたのだろうか?

 企業サイドからはDCへの需要はあるのだろうが、導入しているところにしてもその後の研修はできているようには思えなく、結果として従業員の退職金は数十年後には大変な状況になっているのだろう。

 試験が10月11日で、あと2カ月を切っている。とりあえず きんざい のテキストは届いたので、時間を作って少しずつ勉強していこうと思う。

 資格取得講座の講師をしていて、壇上ではよく話すのだが、
 「一部難解な試験を除くとたいていの資格は大学受験レベルからいけばはるかに簡単である。
 ただ、社会人であるがゆえに学生とは違い、その試験のためだけに時間を割くことができない。
 仕事もしっかりこなしながら、試験もしっかり合格点を取ることが求められる。
 このバランスを欠いてはいけない。そしてこれは簡単なことではない」

 つまるところ、頭の良し悪しではなく、要領の良さ、または根性が求められ、これは仕事のできる社会人とすると必須の要件である。

 「忙しいから」という言い訳はよくつかわれるし、気持の上ではその言い訳はわからなくはない。
 しかし、「忙しくない状態」「暇な状態」には通常、させてはもらえないし、
 「忙しい状態」よりは「暇な状態」の方が怖いのが事実である。
 忙しいからこそ資格を取るべきであり、暇な時には資格の前にやらなくてはいけないことが別にあるように思う。

 こう、自分にも言い聞かせてハードルを上げて追い込んでみるのも悪くないのかもしれない。

 もっとも、創作をする仕事の場合には、忙しい状態は能率は悪いのかもしれないが・・・。