公的年金加入者1人に1つずつ付与される基礎年金番号について、共済年金にも約187万件の未統合の記録があることが明らかになりました。公務員が加入する共済年金の記録の一部が未統合のまま放置されていた。
しかし現役の公務員の人はご安心ください。未統合のままになっているのは、1997年の基礎年金番号の導入前に公務員を辞め、共済組合員の資格を失っていた人の記録。民間企業に転職したり自営業者になれば厚生年金や国民年金に加入し基礎年金番号も付与されるが、本人が申請しない限り記録は統合されていない。国家公務員共済で約67万件、地方公務員共済で約68万件、私学共済で約52万件の記録が統合されていないらしいです。
厚生年金と共済年金は管轄が違うのがかなり問題です。毎日のように当社へ問い合わせ来ます。退職された公務員の皆さん、基礎年金番号を一度チェックしてみてはいかがですか?