最近良くがん検診やがんセミナーのCMを目にするようになりました。



それもそのはず。



がん死亡率が一番多い日本でありながら、欧米諸国に比べ、検診受診率が低い。



そんな状態だからこそ、最近は保険会社もがん保険を精力的に展開しています。





今まで「がん保険は必要ない!」と言っていた保険会社でさえも、

がん保険の販売に力を入れるようになっています。



それだけ、日本全体でがんに対する備えについて考える時が来たという事でしょう。







さて、そんながん保険ですが、現在は大きく分けて2つのタイプのがん保険が販売されています。



古くから販売されている「日額給付タイプ」と、掛かった費用を保障する「実損てん補タイプ」です。





日額給付タイプは、入院や通院などに要した日数をもとに、給付金額が決まります。



それに対して「実損てん補タイプ」は、掛かった費用を保障する保険となっています。





どちらも、一長一短があるので、どちらが良いとは一概には言えません。

それぞれがお互いの不足している部分を補ってくれています。



しかしながら、どの保険会社も現状ではどちらか一方のタイプのみを取り扱っています。





先にも書きましたが、どちらも一長一短があり、どちらが良い悪いという事はありません。



それぞれの保険会社が両タイプのがん保険を販売し、より各社が切磋琢磨して欲しいと思います。





がん治療にお金が掛かるのは、今も昔も変わりません。



がん保険の準備は、がんに備える一つの方法ではありますが、より時代に合った準備をする事が大切です。



どちらのタイプを選んでも、その人が望む治療を受けられるように、我々ファイナンシャルプランナーや保険代理店もより高みを目指していくように、日々精進する必要があります。





がん保険としてではなく、「命を守る・命を助けるための保険」であることを自覚し、加入者にとってよりベストな選択ができるようにしていきましょう。


執筆 : MISAWAライブパートナー 代表 三沢義将
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