2010年 4月の記事一覧

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10年04月30日 07時14分00秒
Posted by: sis
マイホームを建てる時には建築会社に出向いて設備仕様の打ち合わせを行う。
その打ち合わせの事を「配色打ち合わせ」と呼んだりする。
そこではキッチンや洗面台やトイレと言った住宅設備の仕様を確認したり、オプションを追加したりする。
オプションの費用は数万円~数十万円の物が普通だが、次々に決まって行く。
普段はそんな買い物の仕方はしないはずである。
百数十円の野菜を買うのに何分も悩む人がその時は別人になる。
その際、値切ってくる人もあまりいない。


一千万円以上の家を買う決断をしたことが基準となり数万円のお金は小銭に見えてしまう。
人は比較対象して物を判断するようだ。


もし奥さんが高価な洋服を旦那におねだりする時には、まずデパートの宝石売り場に旦那を連れて行って数十万円の指輪を欲しがるふりをしてビビらせる。
そしてやっぱり諦めようといって本命の洋服売り場へ向かう。
旦那は数十万円の指輪を買わされる心配をしたばかりなので、洋服くらいならいいかと買うのを許してくれるはずである。
でも、何度もやっていると旦那も気付くだろうからここぞという時にとっておこう。
10年04月29日 07時05分00秒
Posted by: sis
私はセミナーでは、論理学でいう三段論法をよく使わせてもらっている。
三段論法とは、「AはBである。」(大前提)「BはCである。」(小前提)「よってAはCである。」(結論)という手法である。


なぜこんな回りくどい話し方をするかというと、三段論法で話をすると主観的な主張も客観的に聞こえてくるからである。
だから、相手に自分の話を納得させる時には威力を発揮する。
以前、営業時代に覚えた話法である。


たとえば、A君がB君のことを嫌いで上司のC氏に話をしてチームから追い出そうとしたい場合、普通に話すとタダの悪口で終わってしまう。
ところが、「うちの課のモットーはチームワークだといつもCさんは言われてますよね」
(大前提)「ところでB君の性格は個人プレーに向いています。」(小前提)「したがって、B君はうちの課では折角の能力が発揮できていません。」(結論)と言えばなぜか客観的に聞こえてくる。そしてC氏はB君の為に配置転換を検討するかも知れない。


種を明かすと実は(小前提)は一般的には話す側の主観であることが多い。
しかし、話の進め方でだいぶ説得力が変わってしまうのである。

10年04月28日 07時05分00秒
Posted by: sis
最近のテレビを見ていてお笑い芸人の話のスピードの速さに感心させられる。
ノンスタイル、ジャルジャルといった若手の芸人は驚くほどのスピードで話してもほとんど噛むことがない。
逆に噛んでしまったらおしまいである。
折角のネタも滑ってしまう。
そしてあれだけのスピードがあるから面白い。
スピードが笑いのテンポを生んでいる。


最近の日本人は20年前と比べて話のスピードが速くなっているそうだ。
仲間内で話すスピードも速くなっていて、ゆっくり話す人は聞き手をイライラさせてしまう。
これもやはりテレビの影響が強いと思う。


NHKのアナウンサーを養成している人の話ではラジオが主流の昭和40年代のアナウンサーのニュースを読むスピードは毎分300文字だったらしいが、最近では毎分350文字のスピードにしているようだ。
これからももっと話すスピードが速くなっていくのだろうか?
何もしなくてもいつの間にか私の話すスピードが普通に聞こえるようになるかもしれない。
10年04月27日 07時45分06秒
Posted by: sis
私は人前で話す事を仕事にしているが、どうしても早口になってしまう。
意図的に遅く話したり、間を置いたりしてみたが何かしっくりこない。


我が国で行われた実験では、話すスピードが遅い話し手は「信頼できる、落ち着きがある人」とみなされ、話すスピードが速い話し手は「激しい、素早い、活動的、積極的、強い人物」とみなされたが、説得力に欠けることが分かった。


アメリカで行われた研究では日本とは逆に、話すスピードが速い人ほど「知的で、知識があり、客観的な人物」とみなされ、話すスピードが遅い人は「信憑性にか欠け、説得力がなく、受動的な人物」とみなされた。


日米の文化の違いはトップリーダーの話し方にも表れている。オバマ大統領は早口で流暢に話すが鳩山首相はゆっくりと話す。
その為、オバマ大統領から見れば鳩山首相の話は説得力がなく、信憑性に欠けると感じているかもしれない。
鳩山首相はオバマ大統領と話す時は話すスピードを変えた方がいいのかもしれない。
10年04月26日 09時10分56秒
Posted by: sis
動物には縄張りがある。犬のマーキングも縄張りをアピールする行為である。
人間にも縄張り意識があり、それをパーソナルスペースと呼ぶ。
接近してくる相手によるが、他人に入られると不愉快になる距離である。
一般に相手が親しい友人であれば小さく、初対面であれば大きくなる。


ビジネスの場合も同様にその意識が必要である。
テーブルがなく立って話をする時に片手で相手に触れることができる約60cmの距離を密接距離と言い、親密な相手と話す距離である。
次に社会的距離と言って、個人的な交渉を行う時の距離で150cm前後となる。
初対面の人とはこれくらいの距離が適している。


人に物を頼む時には一歩踏み込んで相手のパーソナルスペースに踏み込む方が効果が高いようだ。
相手の縄張りに踏み込むことで自分の熱意が伝わる。
オーラのある人はパーソナルスペースが広い人かもしれない。
近づきがたい雰囲気を持っているので、物を頼まれにくい人とも言える。
10年04月25日 10時08分34秒
Posted by: sis
米国防総省は地球の裏側でも一時間以内で攻撃できる通常兵器を開発しているようだ。
通常兵器による攻撃は現在最大96時間かかるらしい。
「通常型即応グローバルストライク」と呼ばれている。


北朝鮮、イラン、アフガンといった国の核施設をピンポイントで攻撃できる。
オバマ大統領が進める核軍縮による抑止力の低下を補完する為のようだ。
予算原案で2億5千万ドル(235億円)の予算が米国の議会で高すぎると問題になっているようだ。


鳩山首相は普天間基地の移設問題で窮地に追い込まれていて、自分で愚かな首相とまで言い出した。
基地の移設先を決めたところで完全に移設するには相当時間が掛るだろう。
地球の裏側でも一時間以内で攻撃できるようになれば、各地に基地を置く必要もなくなるはずである。
この計画を早く進めて普天間基地を移設ではなく廃止にしたら如何なものだろうか?
鳩山首相は一度オバマ大統領にその予算を肩代わりするからと提案してみてはどうだろうか?
以外と簡単に納得するかもしれない・・・。
10年04月24日 09時33分33秒
Posted by: sis
自民党を離党した舛添氏が新党改革を立ち上げた。
しかし、実は新党ではなく改革クラブが改名しただけらしい。
六月の参議院選挙の為に改革クラブが舛添人気を利用したようだ。
基本政策もおかしい。国会議員の議員定数の半減、消費税の福祉目的税化、道州制の導入など今まで出てきた新党の政策の美味しいところをパクッただけだ。


その上、政策が近いとの理由でみんなの党との連携も希望しているようだ。
魂胆が見え見えである。
それに対し、みんなの党の渡辺氏は「人気ナンバーワンの舛添氏が一番選んではいけない選択をした」と政策ではなく数合わせの為に改革クラブと連携した舛添氏を批判した。
さすが渡辺氏である。


みんなの党はマスコミの露出は少ないが密かに支持率が上昇している。
なんといっても渡辺氏にブレがない。
今新党が乱立しているが、後二カ月で答えが出る。
どんなに言葉を尽くしても行動を見ていれば人物が分かる。
選挙が待ち遠しい。
10年04月23日 07時36分36秒
Posted by: sis
一昨日家内と買い物に行った帰りに回転寿司の店に入った。
いつも行く団地内の店ではなく、バイパス沿いの店に初めて入った。


何か食べたいものが思いつかない時やお腹があまり空いていない時にはお寿司は便利である。
食べたい物を食べれるだけ食べれるので家内と時々利用する。
二人で行って一皿二貫のお寿司を一貫ずつ食べると沢山のネタを食べることができる。
若い時と違って沢山食べられなくなるとこの方法がお勧めである。


ところが始めて入ったそのお店のお寿司のまずいことにビックリ。
シャリの握り方が強すぎるのである。硬くてシャリだけを食べている感じだった。
まずいお寿司を食べた記憶があまり無かったので逆に感動してしまった。
そのお店は県内にいくつもお店がある有名店である。
確かにお昼時にも関わらずお客さんの入りも少なかった。
お店の人は多分その事に気付いていないのだろう。
飲食店をチェーン店で営む場合、誰か常に各店舗の味をチェックして回るようにするか、お客様の意見をアンケートで調査するようにしないといずれお客様が来なくなるだろう。
教えてあげたくても言えないのが小市民である。



10年04月22日 07時02分13秒
Posted by: sis
舛添前厚生労働相が新党結成の意向を表明した。
政党要件の国会議員5人を確保できたことで新党結成をアピールし、今週末に離党するつもりのようだ。
舛添氏の行動の背景には世論調査の結果で最も首相に相応しい人に選ばれた事が起因しているのかもしれない。


それにしてもやり方が間違っている。
与謝野元財務相は離党届をまず提出した。
その上で新党を立ち上げた。
これが正しいやり方だと思う。


舛添氏の行動は自分が所属している党に対する裏切り行為と言える。
こんな人は何かあったら又仲間を裏切るだろう。
党運営に納得いかなければ一人で辞めるべきだ。
他の人を誘って辞めるなどは情けない。
舛添氏は5人の賛同者が集まらなかったら、離党しなかったという事になる。
それでは志があるとは言えない。首相に相応しい人が見当たらない。
10年04月21日 08時39分16秒
Posted by: sis
まもなく事業仕分けの第二弾が始まる。
前回の仕分け作業では、官僚が追求されるのが受けてテレビで再三中継された。
へたなバラエティー番組より面白く感じた。
又蓮舫議員の出番である。
そして鳩山政権にとっては、唯一の人気獲得の手段である。


前回の仕分の時は、自民党時代に配られた予算を仕分していたが、今年は鳩山政権が納得して配った予算のはずである。
過去最高の予算を配っておいて、無駄だから返せというのもおかしい。
その上、官僚を悪者にしてテレビ中継でいじめる。


昔テレビで熱狂したプロレス中継を思い出させる。
ヒールはヒール役を一生懸命演じ、ベビーフェイスもまた同様に演じる。
そして観衆は結果は分かっていながら熱狂する。
しかし、気がつくとテレビ中継もされなくなっていた。
それって自作自演と言うのだろうか?
10年04月20日 07時18分06秒
Posted by: sis
ビジネスの成功のキーワードに「トリプルハッピー」という言葉がある。
世間では「ウィン-ウィン」という言葉がよく使われるが、「ウィン-ウィン」だと二者だが、「トリプルハッピー」は三者がハッピーになれる。


私が目指すのはその「トリプルハッピー」である。
「お客様」と「建築会社」と「銀行」との三者全てがハッピーとなるゴールを目指す。
その為にセミナーを行う。
誰か一人だけが得して誰かが不利益を被ることは長く続かない。
当然、不利益を被った人はいつまでも黙っていない。いつかその関係を壊しにかかる。


トリプルハッピーのビジネスモデルであれば、関わる三者全てがハッピーとなるので三者ともそのビジネスの継続を望む。
継続可能であることが重要な要素である。
もの作りも同じである。使う人の喜ぶ顔を期待して作られたものは作り手も買い手もそれを売った人もみんなハッピーになれる。
一人勝ちを望むとバブルの繰り返しとなる。
トリプルハッピーをみんなが考えると日本が再生出来るかもしれない。

10年04月19日 08時01分00秒
Posted by: sis
ジョニーデップ主演映画「アリスインワンダーランド」が歴代興行記録を持つ「アバター」の初日の興行記録を更新したようだ。
ここに来てハリウッド映画が元気を取り戻してきた。


高額な製作費を掛けるハリウッド映画はリスクも高い為、人気の高い看板スターを起用して来た。
当然看板スターの出演料は高騰し破格の金額となり、今度はその出演料の高さがリスクとなって行く。
看板スターを起用すればそこそこ集客できても、出演料が高くなるとそこそこの集客では元が取れなくなる。


見る側も似たような企画物では飽きてくる。
一時期ハリウッド映画もネタ切れして、日本映画をリメイクするなど隆盛に陰りを見せていた。
それが又ここに来て元気を取り戻してきた。決して看板スターの名前でお客を集めている訳ではない。
ポイントは映画のストリーにも増して特撮と3Dによる映像美のようだ。
観客はテレビでは体験できない迫力を求めて映画館に足を運ぶ。
看板スターがメイキャップで容姿を変えられるとなると誰がやっても大差はなくなる。
映画スターにとってはあまりうれしくない傾向かもしれない。
10年04月18日 10時46分27秒
Posted by: sis
米スタンフォード大学のS・リューボミルスキー博士は「楽観とは状態であると同時に、目標を達成する道である」と定義している。


人が困難に直面した時には悩み苦しむが、絶望して目標を見失う道と、希望を失わずに目標達成に立ち向かう道との分かれ道に立たされる。


楽観的な人は、困難な場面でも諦めはしない。
そして、困難な局面に耐えれる忍耐力がある。
しかし、我慢するだけでは困難から脱出できないので、直面する困難に立ち向かう。
困難に立ち向かう力をレジリエンスという。


米ペンシルバニア大学のレジリエンス・トレーニングは世界各国で実績を上げている。
「自分の人生は変えることができる」とコミットメントすることである。
同じ逆境の中でも三人に一人はストレスに耐えるだけでなく、その経験から成長していくようだ。
決して逆境を嘆く必要はないようだ。
10年04月17日 08時27分13秒
Posted by: sis
オバマ大統領は15日、2025年までに月より遠い宇宙へ人を送る宇宙船を完成させ、30年代には火星に人を送る計画発表した。
私が子供の頃アポロ11号が月に着陸するテレビ中継にくぎ付けとなった。


あの時の感動を又味わえるのだろうか?
30年代なら十分頑張れそうだ。
今から40年も前に月に行けた事を考えると、やろうと思えば20世紀中に火星にも行けたはずだ。その証拠に「2001年宇宙の旅」と言う映画もヒットした。
当時、私はそろばん塾に通っていた。パソコンなんてものも存在していなかった。
そんな時代に月に行ける宇宙船を作れたアメリカに憧れを感じていた。
自分が大人になったら普通に宇宙旅行ができる時代が来ると思っていた。


しかし、アメリカはベトナムやアフガンやイランでの戦争が忙しくて宇宙開発は置き去りにされた。
冷戦の時代が終わり、又宇宙へと関心が移ってきた。
今3Dテレビが話題だが、3Dテレビで火星に着陸する時の中継を見れたら自分が火星に行けた気がするかも知れない。そしたら子供の頃の夢が少しかなうかもしれない。
10年04月16日 08時19分06秒
Posted by: sis
環境省は15日2008年度の国内の温室効果ガス排出量が対前年比6.4%減少したと発表した。
代替フロンを算入し始めた1995年以降最低の記録だったようだ。


但し、京都議定書の基準年である1990年比では依然として1.6%上回っていた。
目標は08年~12年度平均で1990年比マイナス6%である。
08年度がプラス1.6%となれば、09年~12年度は平均で7.9%マイナスしないと目標を達成できない。


内訳を見ると、産業界は10.4%減、運輸は4.1%減、オフィスは3.3%減、家庭は4.9%減と全ての部門で前年度比で下回っており、排出量の増加に歯止めが掛ったようだ。
しかし、金融危機による景気の後退でエネルギー消費が減ったことが原因のようで決して喜べない。
景気回復したら又増えてしまいそうだ。
鳩山政府は普天間問題に頭が一杯で環境問題どころではなさそうだから、民間で何とかしなければ目標達成はおぼつかない。
民主党に政権交代してアメリカとの関係が悪化している。
京都議定書の目標未達成となれば、環境問題に熱心なEU諸国からも見放されるだろう。
今年は10年度で今年の結果が分かるのは12年になる。今年度が正念場だ。
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