昨年末に貸金業規正法や出資法などが改正され、元本10万円未満で年利20%、10万円〜100万円未満で18%、100万円以上で15%が上限に設定されることになりました。来年中に施行されることを睨み、今春から消費者金融やカードローン各社が金利を18%前後に下げる動きを見せています。消費者保護が目的ですが、この改正で困ることもあるのです。この日記読者には消費者金融やカードローン関係ないと信じいますが・・・
改正によって消費者金融などの貸金業者は、追加融資に非常に慎重になっていて、審査が厳しくなっています。これまでは客が10人来たら、7人くらいには貸してたんですが、今は3割程度にまで減っているはず。今まで借りられていた人が突然借りられなくなり、貸し渋りや貸し剥がしの影響を受ける人は1000万人規模と予測されます。貸金業者の中には『貸金業はビジネスとして終わった』と言う人もいます。
もうすぐ消費者金融やカードローンでお金を借りたくても借りられない時代が来ます。今、借金がある人は、突然借りられなくなる前に早めに整理するなどしたほうが賢明だと思います。しかし基本的に消費者金融やカードローンで借りるのはダメダメですよ。