将来のために少しでも多くの貯金をした方がいい―。頭では分かっていても、特にお金を貯める目的がないと、つい日々の生活の中で浪費してしまう・・・・。
余裕のある時にまとめて貯蓄すればいいなどと考えているようではいつまで経ってもお金は貯まりません。すぐにでも財形貯蓄や積立定期で貯金しましょう。
貯蓄に回す金額の目安は月収の1割。これなら無理なく続けられます。生活に支障が出ない程度の金額を貯蓄にすれば、その分のお金はないものとして暮らせます。ふと預金通帳を見ると、 “いつの間にか貯まっている”状況になり、それが100万円の単位になれば、気軽に貯金を取り崩すこともできなくなるでしょう。
貯蓄には引き出しにくい口座を使うことを勧めます。定期預金口座を開いたり、生活圏内にATMがない銀行を選んだりしましょう。どうせなら金利が少しでも高い口座を選びましょう。銀行には定期預金の自動積み立てなどのサービスがあります。会社の財形貯蓄制度を利用してもいいでしょう。
「どうしても目標がないと貯蓄する気にならないというならば、5年先までの自分の人生の計画表を書いてみるとよいでしょう。より具体的にその計画を書くと、いつどのくらいのお金が必要になるか見えてくるはずです。」
人生何が起こるか分かりません。いつでも使えるお金を増やしておけば、気持ちにゆとりもできる。将来の自分自身のためにも貯蓄は早いうちから始めましょう。