離婚時の厚生年金分割制度が来春始まるのを前に、分割後の年金額の目安となる情報を提供するサービスを今年10月から社会保険庁が始めたところ、同月分の利用者は全国で1355人、うち9割の1209人が女性だった。
社会保険事務所への来訪や電話、文書での相談は計6283件あったが、このうち情報提供の請求手続きまで進んだ人は、離婚の意思が特に固い“離婚予備軍”とみられる。
05年の離婚件数は26万組強。02年の約29万組をピークに3年連続で減少中。しかし「分割制度開始を待って離婚する意向の既婚女性は多い」との観測も根強く、来春から“予備軍”が続々と離婚届を出し始め、件数が増加に転じることは間違いないでしょう。
お父さん今からでも遅くない、妻には優しい声をかけましょう。